里山フェスティバル
~観察会と音楽会~ を実施しました。
2019年5月12日(日)西原自然公園において「里山フェスティバル」を行いました。天候にも恵まれてたくさんの方々の参加がありました。
西東京市、文華女子高校、多摩六都科学館をはじめたくさんの協力協賛していただいた方々、演奏を披露していただいたトイ・ル・カントの皆さまのお陰で楽しく貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!
里山フェスティバル 音楽会での演奏
イベントなど
環境アニメ映画
「さくらとサクリン ~雑木林のひみつ~」 作成
この映画は、西原自然公園の雑木林の若返り図っているボランティアグループ「西原自然公園を育成する会」の企画で制作しました。
この映画を作るに当たっては、三菱UFJ環境財団の助成のほか、西東京市内の法人、団体、及び環境に関心を持つ多くの市民の協力、協賛を得ることが出来ました。市民の力によって生まれた映画です。
雑木林は武蔵野を代表する風景でしたが、1960年代以後は活用されないまま衰退が進んでいますので、その貴重な武蔵野の自然を次世代に引き継ぎたいと考えて林の復元を図っています。
その作業をする中で私たちが感じた、ダイナミックに変化する自然の魅力を、子どもたちに伝えたいとの思いからアニメ映画として制作しました。主人公の「さくら」と一緒に子どもたちが自然に関心を寄せるきっかけとなることを願っています。
TOKYO MXテレビ
「東京多摩日記」で放送 公園を紹介しました。
『~遊ぶ、働く、暮らす。近くで、かなう。多摩地域の魅力がいっぱい~』 と、題して多摩地方の市町村のスポットを毎週土日に紹介している、TOKYO MXテレビの「東京多摩日記」で、西原自然公園が紹介されました。2016年11月24日の雪の日に収録と撮影がおこなわれ、12月17日(土)17時55分に放映されました。
みどり環境講演会
「身近な自然 ~雑木林の魅力~」
2015年10月3日 西東京市市民会館にて、西東京市と協働し、講演会を行いたくさんの方々に聴講していただきました。
・アニメ映画上映「サクラとサクリン~雑木林のひみつ」
・映像と講演 NHKエグゼクティブプロデューサー 小野泰洋氏
映像「日本の里山」
講演「日本の里山と雑木林の魅力」
小野泰洋氏
NHKエンタープライズ制作本部
自然科学番組 エグゼクティブプロデューサー
野生生物と人間にかかわりの深い科学環境番組の制作に携わり、現在はNHK-BS番組「ニッポンの里山」のプロデューサーとして日本中の里山を題材に番組を制作している。
講演と観察会
雑木林の復元 西東京・西原自然公園でじっくり観察 連続講座
2013年7月27日
人が手を入れて育てていた昔の武蔵野の雑木林を復元中の西東京市・西原自然公園をフィールドに、樹木と草花の関係をじっくり観察してもらう連続講座「雑木林の樹木と草花に出合う」が7月27日、講座を主催する芝久保公民館で実施された。
講師は、西原自然公園を育成する会代表の池田干城(たてき)、20年以上茂るにまかせてあった2ヘクタールの林を、2004年度から市や地域のボランティアグループなどとともに高木を伐採したり苗木を植えたりして公園化してきた。この活動が評価され、同会は今春、東京都公園協会賞の最優秀賞を受けた。
講座初日のテーマは「武蔵野の雑木林の成り立ちやその価値」。木や花の愛好家ら16人が参加した。池田さんは中世の和歌や江戸文化、国木田独歩の作品などから「武蔵野」のイメージの変わりようを紹介しながら、「ほぼ20年で伐採することで自然と人工がバランスよくまざりあうのが本来の雑木林」と強調。田無は青梅街道の約1キロ区間の林の中に家々が連なるきれいな集落で、残っていれば「世界遺産になってよい景色」と話した。
同講座はこのあと9月上旬まで園内での植物観察が2回、観察した草木や花についての解説が2回開かれた。
受賞
活動による取り組みが認められ、各関係機関から賞をいただきました。
緑綬褒状を受賞
内閣府より令和5年11月3日付けで発令されました、令和5年秋の叙勲等における令和5年秋の褒章で当会「西原自然公園を育成する会」が緑綬褒状を受賞しました。約20年にわたる活動が認められ、西東京市の推薦による環境美化奉仕団体としての受賞です。皆様のご支持のお陰です‼️
西東京市長への報告会
西東京市長感謝状
西東京市長から感謝状を頂きました。
草木の説明板や樹木ラベルを設置し、公園の整備につとめていることに対して、2017年1月25日に市から感謝状をいただきました。私たちの作業の目的は、自然の多様性を回復させるという目的と共に、市の財政に寄与する目的も持っています。前年2月に、ほぼ市民の手で再更新が出来てその可能性が実証できました。市長もよくご理解いただいているようでした。
平成28年度あしたのまち・くらしづくり活動賞受賞
2016年12月3日
独自の発想により全国各地で活発に展開されている地域づくり・くらしづくり・ひとづくりの活動に取り組んでいる地域活動団体等を表彰する、平成28年度あしたのまち・くらしづくり活動賞(主催・公益財団法人あしたの日本を創る協会、NHK、読売新聞東京本社など)で『生活文化遺産 武蔵野の雑木林を若返らせる活動』が認められ、「西原自然公園を育成する会」が受賞しました。「振興奨励賞」という賞で、全国から226団体の応募がありました。表彰式は12月3日(土)に、東京都北区「北とぴあ」で行われました。
国土交通大臣賞
2014年5月21日 ~タウン通信掲載記事より~
「雑木林を新しく作り直す」作業は余り前例がないので、大方の人からは「雑木林の手入れや管理」と同じように見られがちで、この作業の大切さはなかなか伝わらない面がありました。
私たちは人と自然との付き合い方を試行錯誤しながら作業をすすめているのですが、受賞の際には、専門的な立場の方々から、私たちの考え方と作業に大きな評価をいただきました。
若返り作業は10年を経過しましたがまだ道半ばです。これからの作業の後押しをしていただいた思いです。
なお、受賞には、もうひとつ恩恵がありました。ある環境財団から助成の申し出があり、使途をいろいろ考えた末、1年目はアニメ映画をつくることにしました。小学校4年生の女の子が西原自然公園で自然の魅力を知っていくストーリーです。次の年度には木や草花のネームプレートなどを充実したいと考えています。 外部に発信することが受賞につながったように、これからは作業することだけではなくて、観察会なども行い自然の魅力を伝える発信をしていきます。
東京都公園協会賞
ボランティア活動部門で最優秀に
2013年5月22日 ~タウン通信より~
西東京市の市民グループ「西原自然公園を育成する会」が先頃、公益財団法人東京都公園協会が主催する「東京都公園協会賞」のボランティア活動部門で最優秀賞を受賞した。同会は、約10年前から公園内の樹木の再生に取り組んでおり、長期的な計画を立てて、毎年、萌芽(ほうが)更新を行っている。エリアを決めて少しずつ木を植え替えていくことで、雑木林を「健康」な状態に保っていこうという狙い。実はかつてのこのエリアの雑木林は、人間の手によって定期的に伐採・植え替えなどが行われていたという。こうした手間をかけないと、樹木は立ち枯れていき、強風などによって折れてしまう恐れが出てくる。多摩地域では、公園などでも樹齢が長い場所が多くなってきている。そうしたなかで、同会の活動は以前から注目されており、活動の際などは他市からの見学者もときどきあった。