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​プロジェクト

行政(市)と地域が連携した公園作り

 

 西原自然公園は2ヘクタールの雑木林の公園です。樹齢約80年、暗く生態系の乏しい林になっていたので、2000年から更新作業を始めました。林の約半分が若返ったことによって、豊かな生態が復活して来ています。今後は樹木だけではなく、草や花や虫など多様性のある公園を目指しています。なお、この活動によって2013年には東京都公園協会最優秀賞を受賞、2014年には国士交通大臣「みどり愛護」功労賞を受賞し、2016年12月、「あしたのまち・くらしづくり活動賞」を受賞しました。

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長期計画

H28.10シイタケ収穫.JPG

樹木の活用

落ち葉の公園IMG_6403.jpg

安全な公園を保つために

15から20年の樹木利用のサイクルの実践を行っています。

下草刈、間伐、剪定などバランスを考えて季節に応じた手入れを、雑木林の成長のために行っています。
定期的な作業を行い、その試みが丸15年以上を過ぎ、再更新のサイクルに入っています。 
地域への貢献として、定期的な活動のほかに、公園内での「自然観察会」「山仕事体験会」など、だれでも参加できるイベントなどを行っています。

昔から続く、木との共存を目指した活動を行っています。

武蔵野地域に江戸時代から受け継がれてきた雑木林を次の世代に残していきたい。​​

間伐した樹木は、薪に使ったり、シイタケなどのホダ木としてコマ打ちをし、栽培を行っています。また、落ち葉は腐葉土として再生できるようにしています。

以前は、暗く、木が生い茂っているだけの公園でした。

大木は枯れ、枝などが落下する危険があり、防犯上も問題がありました。木々が若返ることで安全で明るい公園に生まれ変わりました。
市が管理する公園ですが、台風や大雪のあとなどの危険を我々ボランティアがいち早く発見した場合などは、除去して事故を未然に防ぐこともできます。

活動内容

毎月2回 1日と第3土曜日が活動日

朝9時30分から11時30分​​

地域貢献や勉強会など市民参加型のイベントも市と協働して行っています。

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定期管理作業

季節に応じた雑木林の手入れ
下草刈、間伐、剪定などバランスを考えた雑木林の成長に応じた、そのときそのときに必要な手入れを行っています。

シイタケほだ木作り

公園内のクヌギやコナラなどの広葉樹を使ってシイタケの栽培を行っています。
10~12月に伐採→1月から2月にコマ打ち(シイタケの菌がついた木片を原木に植える)、植菌とも言います。→公園林内の畑(棚)にて仮伏せ及び本伏せ(菌が十分に原木内に行きわたるように寝かせる)→約1年半後収穫することができます。
これは、昔からある雑木林を生活の一部として利用してきた先人の知恵で、木を無駄なく使う自然に対する敬意でもあります。

コマ打ち.png
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地域貢献として

年内の事業として以下を実施しています。
2月  更新地クヌギ、コナラ間伐、ほだ木作り(市民公募)
3月  シイタケほだ木駒打ち
5月  アースデー参加(丸太切り、広報展示など)
6月  下草刈り (文華女子高校生徒と協働)
7月~ 公民館農業講座 (2016年実施)
11月 芝久保公民館まつり参加 木工体験
その他、不定期で自然観察会など実施

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